早朝5時15分着でシャワーを浴びてそのまま出勤できるかな?
日本の玄関は「嵐」の5人がお出迎え
新しくオープンした羽田空港国際線ターミナルで海外のお客様を歓迎するのはジャニーズの「嵐」です。入国審査までのいたるところにポスターがあります。アジアの旅行者にはうけがよさそうです。欧米から来るビジネスマンには、なんのこっちゃ分からないかもしれませんね。
都心から近く便利な羽田空港ですが、関西空港やセントレア(中部国際空港)成田空港と比べ不利な部分が1点あります。
国際線と国内線ターミナルが同じビルになく、距離的に少し離れているので乗り継ぎに戸惑う可能性があるということです。
ANAアライバルラウンジ (ARRIVAL LOUNGE)
早朝に到着する便も多い羽田空港国際線。シャワーを浴びてから出勤という人もいるのでJALと全日空では到着ラウンジを用意しています。また国内線乗り継ぎなどの待ち時間に利用するというシーンも多いようです。ANAラウンジを利用しましたが、印象は「かなり狭い」ということです。座席数も少ないので立ってドリンクを飲む人もいました。また、シャワーの利用者が予想よりも多いらしく、かなり時間がかかりますと案内されていました。ラウンジの広さとシャワーの数は見込みが甘かったようですね。今後更なる国際線増便で更に混雑が予想されます。
ANA国内線乗り継ぎの問題点
問題点1 :アライバルラウンジの奥に国内線への乗り継ぎができる保安検査場があります。これを利用すれば国内線ターミナルのように込まず、スムーズに国内線の検査後の搭乗エリアまでいけるようになっています。ところが、この窓口を利用するのにバスチケットを乗り継ぎカウンターでもらわなければならないのですが、今回グランドスタッフさんの手違いか渡されていませんでした。このバスは通常のターミナル間バスと違って本数が少ないみたいで、チケットの発行などしているあいだに、どうやら間に合わない時間に。この窓口の案内と何分前に検査場を通過しておかないと間に合わないなどの情報がまったくありませんでしたので、改善が見込まれるところです。
問題点2 :本来、同じ航空会社で国内線乗り継ぎする場合、手荷物は国際線ターミナル内の乗り継ぎカウンターで預けます。つまり大きな荷物でも税関を通ったあとスグに手荷物預けができるのでターミナル間のバスで移動するときは、当然大きな荷物は運ばなくていいようになってます。
ところが、これは国際線が到着した時点で国内線へ確実に間に合う場合だけで、国際線遅延などで、国内線の振り替えが必要になった場合が問題です。現時点(2010年11月)で振り替えが国際線ターミナルのカウンターではできないようになっています。つまり振り替え便の手続きを国内線ターミナルでしないといけないので、国内線ターミナルまで大きな手荷物を運ばなくていけません。このあたりも改善が見込まれる点です。
新ターミナルからLAへ 体験談
- 羽田空港利用で都内や地方からも会社帰りに海外旅行が可能に
- 出国審査後エリアとラウンジ
- NH1006便ビジネスクラス機内 出発便
- LAXラウンジとNH1005帰国便 機内食
- 到着とアライバルラウンジ(国内線乗り継ぎの問題点も)