羽田空港利用で都内や地方からも会社帰りに海外旅行が可能に
羽田 - ロサンゼルス フライトスケジュール
2010年10月31日から運航開始の羽田-ロサンゼルス線は、全日空(ANA)運航のスターアライアンス
(ユナイテッド航空・コンチネンタル航空・USエアウェイズ)コードシェア便としてスタートしました。
今回は早速、オープンして間もない新国際線ターミナルを利用する下記のフライトでの旅行です。
- NH1006便: 羽田発 0時05分 → ロサンゼルス着 前日17時55分
- NH1005便: ロサンゼルス発 0時55分 → 羽田着 翌日5時00分
※ 2011年2月21日よりデルタ航空も羽田-ロサンゼルス便を就航。
こちらのスケジュールもANAとほぼ同じ時間帯です。
時間を有効に利用できる「出発便深夜発」
羽田便は成田に比べて深夜に出発する便が多く設定されています。これは、羽田をハブ化するといった構想に基づき、地方空港を利用して平日仕事帰りにでも海外旅行ができるように配慮されていると思われます。
羽田と接続している地方空港からの国内線最終便に搭乗すれば、ほとんどの地域から深夜発LA便を利用できます。(北海道や沖縄などの離島はもう少し早い便に乗らないと間に合いませんが)
新国際線ターミナルは、江戸をイメージした美味しい飲食店街や楽しく過ごせる場所があるので、早目に到着しても充分楽しめます。
一方、成田発ロサンゼルス便は出発が15時~18時あたりに集中しています。休日か会社を1日休まないと利用できない時間帯です。また、これらの成田便を利用すると、ロサンゼルスに到着するのは午前中です。問題は、15時~18時くらいに搭乗した後、9時間程度のフライトで睡眠が取りにくい時間帯ということです。仮にあまり眠れなかったとして、到着してから長時間のフライトの疲れと眠気に悩まされる1日が待っています。
この点羽田便だと、ちょうど睡眠時間帯を利用してのフライトで眠りやすいということ、仮に眠れなかったとしても、到着が夕方ですので現地で夕食をとったあとぐっすり眠れます。次の日は快適に過ごせますね。
ロサンゼルス以外の他の都市へも下記の便が深夜を利用したフライトですので、会社帰りの週末旅行を計画している人は参考にしてくださいね。(2010年12月現在の情報 23時以降の出発便を掲載 21時~23時の間もアジアを中心に多数の便が出発します。)
- 23時00分 MH0084便: → コタキナバル マレーシア航空
- 23時05分 SQ0634便: → シンガポール シンガポール航空
- 23時30分 KE0719便: → ソウル(仁川)大韓航空
- 23時30分 NH0151便: → シンガポール 全日空(ANA)
- 23時50分 JL0035便: → シンガポール 日本航空(JAL)
- 23時50分 OZ1046便: → プサン アシアナ航空
- 23時59分 HA0458便: → ホノルル ハワイアン航空
- 00時09分 JL0002便: → サンフランシスコ 日本航空(JAL)
- 00時20分 TG0661便: → バンコク タイ国際航空
- 00時30分 NH1062便: → ホノルル 全日空(ANA)
- 00時30分 SQ0633便: → シンガポール シンガポール航空
- 00時30分 NH0173便: → バンコク 全日空(ANA)
- 00時40分 JL0033便: → バンコク 日本航空(JAL)
- 00時20分 MH0085便: → コタキナバル マレーシア航空
- 00時30分 JL0041便: → パリ 日本航空(JAL)
帰国後の出勤も可能?「帰国便早朝着」
帰国ですが、羽田に到着するのが早朝の5時です。入国審査や手荷物の受け取りなどで1時間ほどかかったとして、6時には空港を出発できます。東京23区や横浜などにお勤めの方は、出勤が可能ではないでしょうか?LAの出発も行きと同じく深夜で0時55分発ですので、機内で熟睡できれば時間帯もばっちりです。例えば土日をいれた3連休などを利用して、仕事 - 金曜(土曜深夜)東京出発 - 金曜着 - 泊 - 土曜 - 泊 - 日曜(月曜深夜)ロス出発 - 月曜早朝着 - 仕事といった2泊4日弾丸ツアーなども可能です。ただし、フライト疲れがありますので体力に自身のある人でないとキツいこと間違いなしです。(笑)
新ターミナルからLAへ 体験談
- 羽田空港利用で都内や地方からも会社帰りに海外旅行が可能に
- 新国際線ターミナル レポート
- 出国審査後エリアとラウンジ
- NH1006便ビジネスクラス機内 出発便
- LAXラウンジとNH1005帰国便 機内食
- 到着とアライバルラウンジ(国内線乗り継ぎの問題点も)